今年で50周年を迎える東映の「スーパー戦隊シリーズ」。半世紀に及ぶシリーズの歴史を振り返る展覧会です(公式サイト)。




入場してしばらくのセクションは撮影禁止エリア。
全作品のダイジェスト映像にはじまり、戦隊シリーズの歴史が設定画や撮影小物など貴重な資料と共に紹介されます。
俳優さんたちが実際に撮影で着用した、変身前の衣装が間近で見られますが、女性俳優さんのサイズはもちろんのこと、男性俳優さんの衣装もサイズが細かったです…!
基本的にレッドのみの展示だった中、作りこみが凄かった「キングオージャー」はメンバー全員の展示がありました!
悪役のスーツ・衣装の展示セクションから撮影可能です。



キングオのネフィラ母様も見たかったですね~
作中に登場したメカやマシンのミニチュアのセクションです。
普段は福島県にある、須賀川特撮アーカイブセンター所蔵されています。










巨大ロボ時のブンブン、男前すぎる…!!





メカデザインの流れとカラー設定画です。緻密!
一見「モップ」???ですが、「超電子バイオマン」のネタでした!






ヒーローの身分証明書・変身アイテムです。
左上から作品が新しくなるにつれて巨大化してきます。ガラケーが登場して以降デザインがそれ基調になってたのですが、近年は剣や銃などがデザインの基調になってますね。





「真骨彫製法」のフィギュア、なんと骨格から制作する気合の入れよう!
展示のラストは歴代戦隊ヒーローのスーツ立像が総勢300体。壮観!!
放映当時の興奮と感動を思い出させてくれます。








こちらでは「スーパー戦隊ディスコタイム」という、全スーパー戦隊作品の音楽が3分間に1回流れる演出があります。
音楽がはじまる際、照明が変わる冒頭3秒ほど、その音楽のスーパー戦隊にスポットライトが当てられています。
エリアの出口ではゴレンジャーが来場者を見送ってくれます。
ゴレンジャーのスーツは50年の月日が経ってるとは思えない状態の良さでした。
ヒーローは不滅なんですね!


50年もの間積み重ねられた作り手達の情熱や職人魂、そして世代や国境を超えて人々に愛される「スーパー」なスピリットを感じる展覧会でした!


非公認ゆえにスポットライトの当たらないこんな場所に…w
「非公認戦隊アキバレンジャー」(※制作は東映です)
展示を楽しんだ後は、物販コーナーへ。
最近よく見かける「推しをイメージした香水」がスーパー戦隊シリーズでも展開されていました。
登場人物単独での展開と、作品ごとにイメージされたものがラインナップされています。
ゼンカイザー、イヌブラザー、ゴジュウウルフなど、テスターではどれも甘いフローラル系の香りで、キャラの印象にあっているかどうかはどうなんでしょう?(自分で作りに行ったら違う香りになるかもw)
ルパパトの香水が気になったのですが売り切れでした!
ゴジュウジャーはファイヤキャンドル隊長とブーケ嬢のアクスタが売り切れで、人気を感じましたが、クオン兄さんのアクスタまであるとは…吠と並べてあげたくなりますww
名残惜しみつつ会場を出ると、三菱UFJの戦隊コラボキャンペーンが出口で不意打ち!
そういえば展覧会のスポンサーでしたが、やはり企業カラーの「赤」が戦隊ヒーローと相性抜群だからでしょうか…w










